妊娠5か月の子宮頸管ポリープ以外は至って順調だった妊婦生活でしたが、臨月を目前にして病院を転院しました。母親教室や施設見学にも参加して、そこの病院で産むつもりだった、というよりも産むと思っていたので、まさか転院するとは考えてもいませんでした。今回は臨月を目前にして病院を転院したことについてまとめてみます。
お腹の痛み
妊娠34週を過ぎた頃。
部屋の掃除をしていたとき、急に片側のお腹に痛みがきました。
痛てて…となって歩くのも困難なぐらいになり、とりあえずソファーまで転がり込みました。1時間横になってても痛かったので、病院に電話して時間外で診てもらうことに。赤ちゃんは元気で問題なし。エコーで見ても、内診をしても、NSTでも特に異常なしで原因は分かりませんでした。
偶然にも翌日が定期健診の日だったのですが、NSTをやったところ、自分ではお腹の張っている感覚はないものの、結構な振れ幅の波波な線が出てきてしまい、張り止めの服用、自宅での安静指示が出ました。
横っ腹が痛みはあるけど、いわゆる”お腹の張り”がこの時は分かりませんでした。NSTの結果ではかなり張っていて、入院一歩手前だったそうです。お腹の張りが分からない私は鈍感なのか…?NSTの時も看護師さんに何度か「張ってるでしょ?」と聞かれましたが、私には張りというか”赤ちゃんが少し動いてる”という感覚しかありませんでした。
その翌日ごろから、お腹がキューっとなるような張りが分かるようになり、少しでも立っていると「うぅ…」となるような張り(?)痛み(?)がありました。
個人病院から総合病院へ
安静指示が出て4日後。
痛みが軽くなってきたため、安静指示はなくなりました。ただ、その2日後の定期健診で「痛みの原因が分からないため、念のためにNICUがある総合病院で産んだ方が安心」という主治医の先生の判断で転院が決まりました。
私としては、好きな個人病院で雰囲気も良く、この病院で産みたい!というよりも産むんだ!と思い込んでいたので、臨月を目前にした総合病院への転院はショックでした…。個人病院で産みたいけど、なにかあったときは総合病院の方が安心。分かってはいるけど、ショックでした。
でも、後々、転院して良かったと思える展開になります。
総合病院へ転院
総合病院へ転院となったので、紹介状を持って翌日に受診しました。
当然ですが、総合病院は大きくて施設が整っています。個人病院では診察室は2部屋でしたが、総合病院はあっちにこっちに診察室がありました。また、個人病院では測定→(NST)→診察がワンフロアで行われていましたが、総合病院では尿検査と血液検査は別の階でという感じだったので、アットホームな雰囲気はなく、なんだか孤独さを感じました(笑)
慣れない雰囲気と、転院の不安から、NSTをやっているときに泣きそうになりました。
総合病院で詳しい血液検査や妊婦でも検査できることはしましたが、原因は分からずでした。(妊娠後期でお腹が大きいので、卵巣などは調べることができないそうです。)結局、様子見が続き、原因不明な痛みがある中、そのままお産を迎えることになります。
時系列でまとめるとこんな感じです
・34w3d 片側のお腹に突然の痛み
時間外で診察
・34w4d 定期健診
子宮頸管短め、NST波み波み、安静指示、張り止め服用
・35w1d 診察
張り止め服用ストップ、安静指示解除
・35w3d 転院決定
・35w4d 転院先で初診
順調な妊娠生活を送っていたのに、1週間でガラリと変わってしまいました。
転院したら確認すること
入院までの流れ
入院準備について
お産に向けての流れは、病院によって違いますよね。陣痛が始まった時の連絡方法や入院準備について、病院の母親学級で説明されることがあると思います。私も個人病院の時は施設見学などをして、お産についてのイメージをしたりする機会がありました。
ところが、妊娠後期。臨月目前での転院だったので、母親学級とか施設見学をするのもなく、冊子をもらい、個別で看護師さんに簡単に説明されて終わりでした。初診で緊張していたこともあり、忙しそうな看護師さんを前に気軽に質問もできず(泣)ちょっと不安はあるけど、まあいっか。とお産に進むこととなりました。
普段は心配性な私ですが、出産に関しては「まあ、どうにかなるでしょ〜。こんなもんでいいか〜。」と、結局入院セットが完成したのは出産予定日の1ヶ月前を切っていました。
面会の際、荷物を持ってきてくれるなど、常にサポートしてくれる人がいない場合は、入院までの流れや入院準備について、事前に聞いておくと安心かもしれません。
以上、妊娠後期で病院を転院したときのことについてまとめました。
次は出産レポートをしたいと思います。