子育て

乳腺炎予防!詰まりやすい体質の私が大きな授乳トラブルを起こさないために気をつけたこと

1人目のときにおっぱいトラブルで激痛で痛い目にあった私。

白斑!しこり!授乳後のズキズキ激痛!おっぱいトラブル体験談産後のトラブルといえば、おっぱいトラブル。産後の入院中におっぱいがカッチカチになり、助産師さんにマッサージしてもらうも、それがまた激痛で...

2人目のときは1人目の反省を生かして、色々気をつけながらやろうと思っていました。 まだまだ母乳の軌道に乗らない産後は1人目のときの激痛を思い出しては、再びあの激痛を味わうのを恐れて「もう1ヶ月で母乳やめる」「2ヶ月でやめる」「3ヶ月でやめる」と宣言していました。

結果、卒乳する12ヶ月までなんとか完母でいくことができたのですが、おっぱいが詰まりやすくてトラブルが起きやすい私が、なぜ大きなトラブルがなく卒乳まで完母でいけたのか、気をつけていたことを書きたいと思います。

完母へのこだわり

まずはじめに、私は母乳は素晴らしいものだと思っています。 ミルクよりも母乳をあげたいと思っています。でもそれは、授乳トラブルなし!赤ちゃんも飲んでくれる!預ける予定なし!ママも幸せ!というように、赤ちゃんにとってもママにとっても何の苦もなくお互いが幸せなら…。

量が出なかったり、出過ぎてしまったり、赤ちゃんが飲まなかったり、何かしらのトラブルがあってママか赤ちゃんのどちらかが幸せな状態じゃないのならミルクでも全然良いと思っています◎ むしろミルクの方が良いと思います。

でも、私は自分が少しでも我慢したり努力したりすることで完母でいけるのなら完母でいきたいタイプです。

トラブル予防のためにしていたこと

完母へのこだわりがあった私が、なるべくトラブルを起こすことなく授乳するために気をつけていたことがあります。まずは飲み物。

飲み物

授乳中は温かいものを飲んでいました。飲み物の種類はごぼう茶・牛蒡子・ハーブティーの3種類です。2人目で新たに導入してみたものが、牛蒡子で、これがなかなか良かったのかなと思います。

牛蒡子はゴボウの種で漢方では牛蒡子(ごぼうし)といいます。解毒や解熱、乳管を広げたり母乳の分泌もよくしてくれる作用もあるそうです。

牛蒡子は鍋で煎じて飲むので、ティーパックなどの飲み物と比べると少しめんどくさいのがデメリット。めんどくさがり屋の私は朝起きて鍋に牛蒡子と水を入れて30分煎じて、それをタンブラーに入れて1日かけて飲み干していました。少し食べすぎてしまった日やスイーツを食べてしまった日、生クリームを食べたときには合わせて牛蒡子を飲みました。

牛蒡子はまずくて薬感覚で飲むので、そのほかのときはごぼう茶とハーブティーを飲んでいました。

授乳方法

私が気をつけていたポイントは③つあります。

①大きく口を開けて深く咥えさせる

②張って固くなっている部分を手のひらで軽く押しながら授乳する

③色々な授乳姿勢で飲ませる

どれも最初は気をつけてやるものの、慣れてくると適当になりがちです。油断するとすぐに浅吸いになって、傷はつくし、適当に飲まれて詰まり悪循環になります。

授乳姿勢は、縦抱き、脇抱き、横抱きをローテーションしていました。赤ちゃんもママもそれぞれ好きな姿勢があるので、最初は難しかったですが、練習していくうちにどの姿勢でも上手に飲めるようになっていきました。

母乳が軌道に乗るまでは色々な姿勢で頑張りましたが、最終的に一番フィットしたのが、「縦抱きと横抱きを足して2で割ったような姿勢」で、横抱きのまま縦に起こして授乳する姿勢でした。これは1人目のときは知らなくて、助産師さんに教えてもらいやってみたら、お互いにフィットしたので、母乳が軌道に乗ってからは8割方この姿勢で授乳しました。

定期的なケア

私は母乳過多気味で詰まりやすい体質なので、定期的なケアがかかせませんでした。1人目のときはトラブルが起きてから母乳外来に駆け込みましたが、2人目はトラブルを起こしたくなかったので、母乳が軌道に乗るまでは月2回、それ以降は卒乳まで月1回のペースで母乳外来に通っていました。

助産師さんにはおっぱいをケアするだけでなく、授乳のやり方を見てもらったり、赤ちゃんの体のことや離乳食のこと、卒乳に向けてなど、いろいろな方面でとてもお世話になりました。

活用した授乳グッズ

完母で授乳するにあたって、揃えたグッズがあります。

①電動搾乳機

使用頻度は低めでしたが、母乳が軌道に乗るまでの期間や離乳食が始まり飲む量が減ってきたときに授乳しても張りがとれないときに使っていました。手絞りだと上手くできない私には必要なものでした。

②冷却パット

産院で借りたときに良かったので、自宅用に購入しました。母乳の分泌が多いときや、張って痛いときにこれを使って冷やしていました。

固まらないので使いやすいし、卒乳後も子供が発熱したときに活用できています。

私は冷却するとにしか使用したことがないのですが、温めることもできるそうです。

③ラップ

最初はピュアレーンをつけて保湿していましたが、途中からラップでも保湿に切り替えました。ラップは授乳が終わったら次の授乳までの間に乳頭を保護するようにしてつけていました。頻度は授乳毎だと多すぎるので、2回に1回程度です。

さいごに

乳腺炎などのトラブルが起きてしまうと、1日に何回も授乳しなければならないので、授乳の時間が来る度に憂鬱になってしまいます。

トラブルが起きてしまってからではなく、予防できることは予防して授乳できるとママも嬉しいですよね。

特に牛蒡子は飲んでて良かったと思っています。詰まりやすいものを食べるときでも一緒に飲めば、トラブルにならない気がして。気休めかもしれませんが(笑)

母乳育児されている方の少しでも参考になれば嬉しいです。