前回は妊娠超初期症状について書いてみましたが、今回は妊娠初期についてまとめてみたいと思います。
妊娠初期には壁がたくさんあった
私が病院へ行ったのは妊娠検査薬で陽性反応が出てから1週間後のことです。「赤ちゃんを包んでいる袋(=胎嚢)が確認できましたよ」「赤ちゃんはまだ小さいから胎児じゃなくて胎芽っていいますよ」などと言われ、妊娠カレンダーを元に簡単な説明を受けました。
まだ妊娠に関しての知識は全然なかったので、ネットで「妊娠初期」「妊娠○○週」「つわりいつから」というワードで検索して調べてみました。すると、「妊娠○○週の壁」という壁が妊娠初期には多くてビックリ!妊娠初期ってそんなに繊細な時期なのか…とここでようやく気づき始めました。
妊娠9週の壁
まず1つ目の壁は「妊娠9週の壁」です。
妊娠7~9週までの間が最も流産しやすい時期で、9週を過ぎれば流産の確率はぐっと下がるそうです。また、個人差はありますが、つわりのピークが8~10週といわれることからも、「妊娠9週の壁」という言葉が生まれたとか。
妊娠5週目:初診(胎嚢確認)
妊娠7週目:心拍確認
妊娠10週目:3回目の健診
私はこのような感じで「妊娠9週の壁」といわれるものを乗り越えていきました。
言葉ではサラッと書いていますが、この頃の2週間や3週間ってホントに長く感じます。胎動もまだ感じられない時期なので、ひたすら赤ちゃんが元気に育っていることを信じて待つのみ…!毎日でも病院へ行きたいぐらい、気になって気になって気になるかと思いますが、マイナスなイメージは持たずに、「わたしの赤ちゃんなら大丈夫!」とプラスに考えて乗り越えられると良いですね。
妊娠12週の壁
妊娠9週の壁を越えても、まだまだ壁がありました。「妊娠12週の壁」です。妊娠12週といえば、妊娠4か月で、つわりもだいぶ落ち着いてくる時期。
妊娠12週未満の流産を「早期流産」といい、流産の約8割が妊娠12週未満に起こる早期流産で、主な原因は赤ちゃん自身の染色体異常などによるものだそうです。その妊娠12週を越えれば、赤ちゃん自身による流産の確率がかなり低くなることから、「妊娠12週の壁」と呼ばれるそう。
妊娠9週の壁を乗り越えたと分かったのが、妊娠10週の健診。その次の健診は4週間後だったので、妊娠14週の頃でした。4週間って長い…!初期の妊婦健診の間隔も2週間ごとにしてほしいと思いつつも、今回も「わたしの赤ちゃんなら大丈夫!」とプラス思考で乗り越えました。
つわりという壁
妊婦さんの8割が経験するという「つわり」。つわりといっても、症状やつわりが出始める時期、ピークの時期、落ち着く時期など個人差がありますよね。一般的につわりのピークは8~10週と言われていますが、実際はどうなのでしょうか?振り返ってみれば、私もそんな感じだった気がします。
つわりが出始めた時期
無知な私は、”つわり=吐く”だと思っていました。よくドラマや映画で見かけるシーンなのでその印象が強かった…!「いつ、つわりが来るんだろう?」「食べても飲んでも吐くなんて、仕事行ける気しない」などと怯えていました。
そんな私のつわりが始まったのは、妊娠6週の頃です。
・だるい、疲れる
・眠い
・食欲はあるのに胃が受け付けない
・たまーに軽い吐き気
最初はこんな症状がありました。
疲労感と食に関する変化が徐々に出始めた感じです。
つわりのピーク
一般的につわりのピークは8~10週ですが、私のピークは9週前後でした。症状はつわりが始まった頃の症状の辛さがやや増した程度。
・だるい、疲れる
・眠い
・食欲はあるのに胃が受け付けないときもある
・食の好みの変化
・急に吐き気が来る
・においに敏感になる
においに敏感になる
ピークの頃には、においにも敏感になるようになり、妊娠前なら何とも思わなかったにおいがダメになりました。例えば、職場の事務所のにおいや、ガムなどのミント系のにおいです。まだまだ暑い時期でしたが、一日中マスクを付けていました。完全ににおいを防ぐことはできませんでしたが、ある程度は苦手なにおいをブロックすることができたと思います。
とにかく眠い
つわりのピークはもちろん、妊娠中は眠気がひどかったです。特に仕事中と仕事が終わって帰宅した後が…。仕事はデスクワークでしたが、しょっちゅうコックリコックリしていました。ウトウトを我慢していて、時計見たら1時間経過していたことも(笑)
「妊娠中 眠気 仕事中」という検索を何回したことか。
飲み物を飲む、定期的に動く、色々と試しました。でも私の眠りづわりには効きませんでした。もう妊婦だから仕方ないと開き直って、バレないように寝ました。(きっとバレていたけど、理解ある職場だから目を瞑ってくれていたのかも)
つわり中の食事
食べていないと気持ち悪くなる「食べつわり」、食べると気持ち悪く「吐きつわり」があります。どちらも辛いですよね。幸いなことに私は極端なつわりはありませんでしが、日によっては食べると気持ち悪くなるときもありました。そんなとき、いつもみたいにガッツリ食べたりはできません。
・さっぱりとした麺類
・サラダ
・スープ
つわり中はお弁当にそうめんなどの麺類を持って行きました。流水麺とめんつゆを用意すれば、お弁当としても美味しくいただくことができ、お米よりも食べやすかったです。麺類のほかにも、サラダやスープは食べることができたので、胃が受け付けない日でもなるべく食べるようにしていました。
まとめ
妊娠初期は様々な壁があり、とても繊細な時期ですね。カラダの変化も出始める時期で、その変化にも個人差があります。不安なことや心配なことも出てくると思いますが、自分だけで抱え込まずにパートナーをはじめ、周りの人に相談しながら妊娠初期を無事に乗り越えられると良いですね。